昨年の5月に父の癌が発覚したということは、このブログでもチラッと言いましたが、実はその時点でもかなり進んでいて、あまり長くないようなことを言われていましたが、抗がん剤や波導水などによって驚異の回復をしていました。

ところが、この夏、健康な人たちでも参ってしまうような暑さの中、体力づくりと称して毎日仕事で外歩きをしていたようで、それが疲れの原因となって、そこからグッと体力が落ちてしまいました。

大腸癌から転移性の肝臓癌となり、現在は黄疸が出て腹水も溜まってきたので、少しずつ抜いています。体力も消耗して、父は小さくなってしまいましたが、それでも生きる気力を失わないでいます。

私も仕事の合間を見つけては、大阪の父の病院まで行っています。アロマセラピストとして、一人の身内をも癒せないのなら、この仕事ではプロと言えない。と思ったりします。

父が私のトリートメントで癒されているかわかりません。ただ、痛みを忘れてすやすや眠る時間があるので、少しは役に立っているのかな。と、思ってます。

そして、父の好きな香りを何本か用意して、病室に置いてきました。夜病室に一人残される父は、痛み止めの副作用か病気の症状か、不安が増幅したり怖い夢を見たりするようです。そんな時に、アロマオイルを焚いておくと落ち着くようで、父は母が帰るときに必ずオイルを焚くようにお願いするそうです。

癌患者に禁忌の精油もありますが、私は基本的に本人が望むオイルなら、何でも使っています。それにトリートメントによって、癌細胞が拡散するので良くないということも聞きますが、痛みを我慢しながら苦痛に顔をゆがめる父が、少しでも落ち着くならトリートメントもします。

香りやトリートメントなどのアロマテラピーは、こんなにも苦痛を和らげるんだ。と、実感しています。癌患者を家族に持つ方、あるいは癌患者さん、一度アロマテラピーの香りを確かめてみてください。個人差はあると思いますが、もしかしたら、少し苦痛が和らぐかもしれません。

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